※出来れば、個人事業主、フリーランスの方が、引越しされる前に目に留まることを希望します。

2013年7月、ようやく引越し先が決まりました。
ただ、そこに至るまでの道のりが長く、メンタル的にも相当応えるものだったため、他の方の参考に自虐的にまとめつつ記録として残します。

 

引越しの動機。事務所にレンタルオフィス、他に…

自宅兼事務所ですね。小さなお店だったり、懐かしさのある美容院なんかだと1階がお店用、2階が住居用なんてケースも多いはず。

僕も1Kタイプの部屋に住んでいて、明確に住居と仕事が区分できるわけではなかったけれど、言ってしまえばこれも自宅兼事務所

ただプライベートな部分も何もごちゃまぜにしてしまうのではなく、きちんと仕事部屋のある環境でと言うのが今回の引越しの動機。間取りも1Kから1LDK、2DKと言った間取りへのステップアップを狙います。同じ様にステップアップを図る人は特に下記以降、一読願いたい。

 

理想の間取り、構想。

探してたのは↓な感じ。緑の部分は適当で、洋室、お風呂、脱衣所、キッチンが入ります。
madori1

これ何がしたいかと言うと、ゆくゆくはスタッフを一人入れたいと言う構想があったのです。そのためにはプライベートな部分と仕事用スペースの完全な切り分けを行い、ベッドや洗濯機(洗濯物)、洗面台が見えない環境を作りたかったのです。

青い部分までがスタッフが立ち入れるスペース。緑部分がプライベートな部分と言った感じで。緑の部分は特に間取りにこだわりなく1LDK~3LDKくらいまでで探してました。

 

さあ、問い合わせをしてみよう

数日、物件をネットで探し幾つかの不動産会社に問い合わせてみます。

あー何社も問い合わせしたらじゃんじゃん電話かかってくるんじゃ…..
最初はそんな風に余裕をこいているわけです。

1日、2日、3日….

2社くらいから、お探してしてみますねーなんて
返事が返ってくるわけですが、
明らかに食いつきが悪い・・・・。

 

それは段々、段々と…

ジリジリ、ジリジリと….

 

焦りや不安が増していく始まりとなるわけです。

さあ、ここから下は私の阿鼻叫喚をお楽しみ下さいませ。

 

最初のミス。そして賃貸物件の事務所利用可とは!?

物件を探していると事務所不可事務所利用可と書かれた物件が目に留まります。

これ、この言葉の妥当な解釈を行うと、
住居用スペースをそのまま事務所として使うことが可能か否か
になるかと。

会社はビルの一室を借りるもの?いえいえ、打ち合わせでお客様の会社に訪問すると、そこはビルでは無く、あるマンションの一室、そう言うケースが実は多かったりします。

ただ、それは部屋全体をまるごと、そう言った用途に利用する場合のお話。じゃあ自分の場合はどうなるんだ?と疑問が湧きます。

 

ここで僕は最初のミスに気付きます。

最初にコンタクトがあった会社に3~4物件(事務所利用については特に記載無しの物件)の紹介が可能か確認してもらったのですが、

 

全てご紹介が難しいとの回答。

そう僕はスタッフをゆくゆくは入れるかもしれないと伝えました。でも、それが何人とは言ってなった。

声からして若そうで真面目そうな不動産屋のお兄ちゃんは、それをそのまま管理会社に伝達。

そりゃぞろぞろ、ぞろぞろ不特定多数の人が出入りするとも取れる言い方をしたら無理に決まってるだろ。

 

そんな規模になるなら法人化しますし、
ちゃんと事務所利用可な一室を借りますよ。
でもそのあたりの理解を求めるのは酷だったと後で気付くのです。

このお兄ちゃん
「他のお部屋も探して確認してみますねー。」

と健気に言ってくれます。待って待って、おんなじことを探してるエリア一帯の管理会社に確認するつもり?
既に一杯駄目って言われてるじゃん、なぜか考えてぇぇぇぇー。

 

物件が根絶やしにされる….

恐怖を感じた僕は探すのを止めてもらうのでした。

 

次の作戦へ。電話をかけまくる。

この時はちょい焦りくらい。気になる物件があったらすぐに電話してみます。元々対面でお話される業種のためか、メールよりも電話のほうが食いつきが良いことに気付きます。それが僕に幾らかの安心を与えてくれます。

 

1Kから広い間取りへ移行する場合の注意点。エアコンが…しかも…

幾つか候補を絞り内見に進みます。しかし、ここでまた問題が発覚。(ここから先は僕が探した埼玉、川口エリアでのお話です。)HPで物件を見てみると設備に「エアコン」と書かれてます。そりゃあるよねーくらいに思ってるわけです。

 内見すると

エアコンが付いていない

とか

3部屋のうち、エアコンが一基のみ

なんてことがしょっちゅうあるわけです。エアコンの記載があるのに無い、この場合は一応一基は付けてもらえるそうで。

しかもこの辺りの情報が不動産屋さんの方では正確に把握できてないと言う。更に込み入った話になると設備残置と言う区分もあるそうで。設備の場合は修理も管理会社が保証。残置の場合は前の人が置いていったものだから、壊れたら自分で買い替えてねと言うお話。

更に更に上の方で貼った画像を再掲載。

madori1

この玄関すぐ傍にある部屋は室外機が置けないのでエアコンが設置できないそう(1件だけ例外がありました)。結果、エアコンが置きたければ窓用エアコンしか選択肢が無いそうで(参考:価格.com 窓用エアコン)。

 

だんだん頭が痛くなってくる….

一体、初期費用に幾らかかるんだ

 

そう現実に打ちひしがれる中、一つの希望が差し込むことになるのです。

 

やったーエアコン全室完備。見つけたぞおおおおおお!

見つけたのはこんな間取り。2DKタイプ。青い部分が仕事用。緑地の突き出た部分がお風呂とか脱衣所。

madori2

3部屋全てにエアコンが有り、角部屋で右側にも窓有り。採光良し。
出来る事なら仕事(だけの)部屋としたかったが、キッチン部分は妥協。

不動産屋で申し込み資料をもらい、次の日には申し込みへ。

うん、ワクワクが止まりません。

 

 

 

 

 

 

 

んん?連絡が…一体…?そして…

おかしいんです。連絡が来ない。本人確認の電話があった後も、そのまま2~3日音沙汰が無い。おや~!?なんて思ってると

 

ええええええええええええええ!!!
マジカヨ!!まさかの入居NG!!

 

もう真っ青。。。
え?嘘だよね?嘘でしょ~?

しばし呆然・・・・。

 

一体何が…

不動産屋の人とも相談しましたが、
考えられるのは自宅で仕事をしている個人事業主と言う点。
SOHO・フリーランス 言い方は違えど要は一緒。

 今までの不動産屋の対応を振り返ってみると
残念ながら個人事業主は信用されない場合もあるようで。

悲しい。あまりに悲し過ぎる。

ワクワクしながらふんふ~ん♪この間取りでどう配置しようかな♪なんて浮かれた気分から一転、どん底へ。

 

 

更に残酷な仕打ちが、申し込みから一週間と言う時間が経過したこと。その間に他の良さそうな候補も決まってしまってるわけです。

「えっと…じゃあ ○○○の物件は?」

「これは決まっちゃいましたねー…」

「じゃあ ○○の物件は?」

「こちらも申し込みが入ってしまいましたね…。」

「……」

 

何百って言う間取りを見て、電車を乗り継いで内見して、エアコンがあるか確認して、悩んで、決めて…そこまでの工程が無駄に。しかもそれをまた繰り返す必要が…

 

 

 

絶望だ…

 

 

 

重なる不幸

実はこれが一番最初にやってしまった失敗になるのですが、解約通知。僕は物件が決まる前に出しました。と言うのも今の住まいが解約予告は2ヶ月前にと言う条件で契約していたのです。そのため、2ヶ月もあれば十分だろう、その予測の下に行動。

 ところが

 

退去日は迫る…

けど住むところが決まっていない

 

 

ご飯が全く進まない。

生きた心地がしない。

荷物を大量に道路横に積んだホームレス。
それが自分に重なる…。

 

楽しい引越しのはずが、一転して事務所存続のピンチに(※自分のせい)

あれだったら荷物を処分して地元に帰ってきなさいよ、
母のその言葉、嬉しいけど、洒落にならない。気が滅入る。

 

それでも

 

頑張れ!頑張れ!自分!!
頑張ればきっと大丈夫!!
なんて自分を奮い立たせることに必死になってた。

え、うん、引越し先を見つける”だけ”のお話です。

でも当時の心境は本当にどうなることかと焦っていたのです。

 

次の申し込みへ…

結局大慌てでもう一回物件を探し直し、更に2日、不動産屋に行って内見。

今度は駅より大分離れて徒歩12分の物件へ。
人によって許容できる、できないはあると思いますが、
悩む余裕などあるわけもなく、さっさと申し込み。

 

申し込んだのは次の日の午前中。
とんとんとーんとかかってくる電話のテンポが良いんです。
不動産会社から電話があって、次に家賃保証を行う会社から。
そして再び不動産会社。

「あの…今度は大丈夫でしょうか?」

「管理会社、カード会社も大丈夫でしたので、明日、朝一番に家主さんに確認取ります。」

「まあ、ほぼほぼ大丈夫でしょう。」

そんな会話に張り詰めた緊張がほどけ、どっと体に疲れが溜まっていたことを実感します。

 

次の日

 

 

 

連絡がこない…

 

 

きた、絶対やばいパターンだよ…。

悩んで悩んで結局断られるパターンだよ…。

イタイ、イタイ、イテテテテ、お腹がイタイ…。

 

次!!○Rの賃貸住宅

家賃高い!駅まで徒歩1分くらいだけど線路横!
うん、洗濯ものも外に干せないな。でも何とかする!

この物件、【在宅ワーカー向け住宅】なんて書いてあるわけです。
これだ!これこれ!!

まさに自分のためのものだと期待し、次の日に早速見学するのです。

 

しかし…

入居のご案内みたいな紙に、法人は駄目よ、お店も開いちゃだめよ、とかいろいろ書いてあるわけです。その禁止事項の中に

 

従業員を雇用すること

 

なんて書いてあるわけです。

なんかパァッと目の前がクリアになりましたね。

 

広い間取りに住みたい、仕事部屋が欲しい

これ、管理会社、家主さんにしてみれば
一人で2DK?自営業?仕事部屋が欲しい?
→怪しい、さてはそこに人を大勢引き込むつもりだな
→→怪しい!怪しい!入居はお断りだ!!
となるのでは。

なぜ超狭いレンタルオフィスがあるのかわかりましたよ。それだったら広い間取りの自宅兼事務所をと思っても、入居自体受け入れられないのです。

 

 

 

あんの野郎ォォォォォ!!

誰かって?1件目~2件目の申し込みをした不動産屋ですよ。

「僕にまかせてくれたら、うまいことやりますから!」

なんて言っておきながら結局駄目じゃないの。元々の可能性がゼロに近いものを、なぜうまくいくと思ったのよ。それだったら最初に「全部駄目でしたー(テヘッ」なんて言ってた若いお兄ちゃんの行動が結果的に正しかったことに。

 

ここで湧く疑問。評価の対象 確定申告書からの判定!?

申し込み時に確定申告書のコピーが必要です。(控えのコピー)

でもこれってどこが判定基準なのでしょう?申し込み時に年収「 」万円なんて書く欄があるくらいだから、なにかしら中を見てますよね。

収入金額?所得金額?

おんなじ収入でも
・自宅を仕事場として家賃を按分して経費にしている人
・自宅とは別に仕事場を借りている人
とで大きく意味が異なってくる。でもその違いが確定申告書だけではわからない。

そもそも青色申告してるかどうかでも特別控除65万円分があるので、
所得金額を判定基準にするにしても、青色かどうかでも違いがでてくる。

これだけ難航してるのが自分だけでなく、
もし他のSOHOの人にとっても同じであるのなら

前年の事業成績が良く確定申告書にもそれが反映されていること。且つ今期の成績も良く、引越しに伴う諸費用を払える体力があること

と言うのが条件になってくる。

なんか会社員の人と比べて冷遇されてると言うか・・・・
ハードル高くない?

 

個人事務所はどこが良い?人が集まる場所がやはり良い?

ここまで挙げて無かったポイントが立地。

都心は高いです。ビジネス街なり、池袋、新宿、渋谷、東京なりになってくると高いのは誰しも周知のこと。

ただ自宅兼事務所の場合だと、立地(家賃が高い分)が集客を呼び込む可能性がでてくるんですよね。

僕は今の最寄りが練馬の石神井公園ですが、それでもポツポツ近くだからということでご依頼頂いたお話もありました。

 

次!!アットホームのSOHO向け(事務所可)物件特集

アットホーム SOHO向け(事務所可)物件特集

これはもう大丈夫でしょう。あ、この時点で私はもう、住みたいエリアも理想の間取りもあきらめました。西武池袋線で池袋へ、池袋から埼京線で赤羽へ、赤羽から京浜東北線で川口へ。もう何回、往復させるのよって話。

 

さらば川口!!

うん、もういい!!私は疲れた!!

都内全域で、駅までの徒歩分数と賃料を目安に探します。

心なしか物件の目の前が交通量の多そうな道路だったり、横を電車が走ったりしていたり、そんな物件が多い気がするが…?まあ、事務所可物件だもの、人の通りが多くなきゃね。決して車や電車の騒音が厳しそうな不○気物件ってわけじゃないはず。

 

と思ったらー!!!!

2件目に申し込みをした物件に入居決定です!

不動産屋さん、
あんの野郎ォォ!なんて
思って本当にごめんなさい。

 ってことは結局1件目の申し込みが、たまたま運が悪かったのか。物件を根絶やしにしようとした不動産屋のお兄ちゃんは言葉の伝達方法を誤っただけなのか。別にSOHOでも、在宅ワーカーでも、もともとなんでもない話だったのか。

ううむ、わからん!けど後に続く人のために自分なりの見解をまとめます!

 

パソコンを使う個人事業主のための自宅兼事務所の選び方

ここまでご一読ありがとうございました。最後です。
SOHO、フリーランス、皆様ご参考くださいませ。

・入居できない、信用されない可能性がある
残念だけれど受け止めておいたほうが気持ちが楽。
入居の可否は
不動産屋<物件の管理会社<家賃保証を行う会社<家主
の順に家主さんまで許可がもらえることが必要。

・事務所の定義を確認
パソコンが置けて空調管理のできている環境(仕事部屋)があればいい
この場合は居住用物件で検索。物件も多い。

来客がある、複数人で仕事する、日中絶えず電話が鳴る、
この場合は事務所扱いになる可能性が高そう。
郵便受けに事務所名を出す、外から見える位置に看板を出す、これも同じ。
法人の場合は更に審査が厳しくなりそう。

話のわかる不動産屋さんを見つけたら事情を説明するのが懸命。

・新規エリアで顧客開拓を狙うかどうか、立地の優先順位
既に付き合いのある会社さんとの取引だけなら、立地の優先順位は下げる。
家賃も安い場所を狙える。

・確定申告書、納税証明書が必要
評価の対象になるのは前期の事業成績。

・ホームズよりSUUMO
こっちのほうが情報が新しい(らしい)。間取り検索もできて便利。
載っていても、申し込み済みの場合もあるので、早めに空き室の確認を。

・バルコニーに面していない納戸、小さな洋室を仕事部屋にする場合は窓用エアコンが必要。
窓用エアコンの購入目安は3万~5万。他に暖房器具も。
元々狭い作り。窓用エアコンを置いたら風が直にあたらないか確認。

・1Kから間取りを広げる人は設備の追加投資にも注意
1Kだと大体ついてる。2DK以上になるとエアコン、ガスコンロ、照明が必要になる場合も。

 

以上です!


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コメント、トラックバック

1: 匿名 2013年10月24日 11:44

大変参考になりました。
ありがとうございました。

2: D131 - uchida 2013年10月24日 14:30

コメントありがとうございます!

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